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中富の家

INFORMATION
所在地 埼玉県所沢市中富南
設計期間 2004年3月~2004年8月
竣工 2005年3月
構造 木造2階建
敷地面積 231.74㎡
延床面積 118.07㎡
設備 電気温水器式床暖房
(富士プラント・アルコ)

敷地は所沢市郊外に開発された大規模な住宅地の一画にある。 西、南の2方向が道路に面した閑静な住宅地である。クライアントは40代の夫婦と一人娘のハナ (ラブラドール10歳) で、御主人の仕事柄また御夫婦の人柄からも来客が多い。

実務的な少人数の打合せから大勢の友人達の集まりまで、多様なもてなしの空間が必要とされた。この家を特徴付けるのは光と風が溢れた明るい中庭である。

透水性ブリックが敷詰められ、シンボルツリーの杏(アンズ) が植えられ、そこは家人のもてなしの心の象徴である。

・ 少人数の実務的な打合せのできる玄関
・ 玄関から来客を導くギャラリー
・ 落ち着いたもてなしの和室
・ 明るく開放的な吹抜けをもつ居間
・ 和室を開け放ち居間と一体化させた多人数を受入れる大空間

そのすべての多様な空間が中庭と有機的に繋がる。玄関の土間、吹抜けをもつ居間と和室は電気温水器式床暖房の設置により冬でも暖かく来客をもてなすことであろう。

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